《メンバーのうなさんがウサギ飼育、多頭崩壊について書いてくれています》
今年の卯年を迎えるに当たって、保護団体は遺棄が増えると予想して、昨年より警戒していました。具体的には、動画やSNS等に依る発信です。
うさぎは鳴かない、散歩が要らない等飼い易いとペットショップは言うかも知れませんが、寧ろ犬猫の方が飼育は楽で、うさぎは上級者向けだと思っています。うさぎに詳しい病院も少ないです。特に地方では無いと思った方が宜しいかと。保護団体は有っても、うさぎ専門の所は少ないです。
私が月に１回位通っている所は、飼えなくなった子や遺棄された子の引き取りや、多頭飼育崩壊のレスキューに何度も行きました。多い時で30羽位一人で世話をしています。
多頭飼育崩壊の原因としては、うさぎに対する知識の無さで、放し飼いで
一緒にしてしまったり、飼い主の入院、死亡等で世話が出来なくなり、部屋の中は凄まじい状況でした。近所の方の通報で分かることが多いです。卯年に加えて巣籠もりで、犬猫程高価ではないうさぎを簡単に飼えると思って迎えたが、思っていたのと違っていたので人間の勝手な都合で遺棄するという事例も多く、それを保護団体が保護するといういたちごっこですね。いくら受け皿を増やしても、蛇口を締めなければ何も変わりません。
保護団体の人もうさぎ好きがボランティアでやっていて、仕事、家事、子育て、介護も有ります。余りにも深入りし過ぎて、家庭不和になった事例も。
何年か前、家の近くの河川敷にうさぎが居るとの情報が入り、時間を変えたりして捜しに行きました。夏なので、大人の背丈程の草が茂っていて、捜索は困難でした。誰か親切な人が保護してくれたと思うようにして、１ヶ月で捜査打ち切り。
我が家の保護うさぎ達。
クリは、両親が都内の大きな公園で師走に保護されて、保護施設で生まれました。
ライトは、静岡県修善寺の寺で起きた多頭飼育崩壊の子です。
私の願いは、全ての動物が幸せになることです。
